ビリーフチャンプルーって耳慣れない言葉ですよね。

リワーク行くまで知らなかった!
復職後、この認知の歪みパターンはよく見るものだと感じるので、今日はそんなビリーフチャンプルーを解説していきたいと思います。
ビリーフチャンプルーとは?
認知の歪み、といって偏った考え方の一つのパターンです。
ビリーフチャンプルーとは、権利・義務・希望がごちゃ混ぜなってしまった状態です。
そう、ゴーヤチャンプルーと同じで、ビリーフがごちゃ混ぜになった状態だから、ビリーフチャンプルーと呼ばれているそう。
え?ビリーフて何?
blife 直訳すると”信念、信仰”になりますが、”あなたが持つ価値観”や”正しいと思っている思い込み”という意味で使われています。

1人で考えていると、なんだか自分の価値観だけで考えてしまいがちになるよね
復職後、特に人からの依頼やモヤっとする事などが出てきた時に、こういう知識があると対処しやすくなります。

自分の認知を振り返る時に、権利、義務、希望を切り分ける事を意識出来る様になりました〜
具体的な例を考えてみよう。
後輩がサラッと仕事を押し付けてくる場合
先輩後輩問わず居ますよね。上司の提案を采配して、人に振ってくるタイプ。
地味にイラッとするシュチエーションだと思うのでこれを考えてみます。
まず、この場合
- 仕事を振られるわけですが、私に受ける義務はない(上司からの依頼であれば義務になるかもしれんけど、この場合断ってOK)
- 後輩は上司によく思われたいが、自分で+αの仕事はしたくない。つまり彼の中にもよく思われたい希望と、余計な仕事はしたくない希望がある。もしくはもっと重要度の高い仕事(彼の中で)がある
- 職場内で波風を立てると仕事がやりづらいという自分の思い込み(ビリーフ)
- 私には断る権利があることを思い出す

こんな感じで考えていくと、後輩くんの身勝手に、自分の波風を立てたくないビリーフ(価値観)がハマってしまって、うまく利用されちゃっているのがわかります。。
整理してみると、手一杯なの、とうまく断って距離をとるのが1番いい対処になりそうかなーという所。
時短とれていいなーと言う同僚
整理していきましょう〜。
- 仕事時間が短くていいなぁ、という同僚の希望
- 時短は会社が定める権利
- 迷惑をかけてしまっている、という思い込み(ビリーフ)
- この場合の義務は2人とも仕事をしなければならない、ということかな。

整理すると、同僚には時短の権利がないので羨ましがっているが、自分に負い目のビリーフがあるので少し気にしすぎてしまう、という感じですかね。
時短は助かるけど、独身とは桁違いの負荷があるのでそう言った権利があるのです。
- 同僚のパパ達もこれをたまに言うのですが、それなら出世を捨てて時短とりたまえ!と言っています。

奥さんに怒られるそうで、取りたくても取れない現実があるようです。
整理のポイント
主語をハッキリさせることがポイントだと思います。
あと、自分の主観で決めないことが大事です。
あの人はいつもこういう人で、だからこう思っているに違いない!みたいなのは一旦忘れましょう。
初めは難しいけど、出来るだけ客観的に見て、事実を書いていくといいです。
信頼できる同僚などに相談しながら、バランスを取るのもオススメ。

ノートや紙に書き出すとわかりやすいですよ。
絵日記風にしたり、文章にしたり、自分のイメージしやすい方法で整理していきましょう〜