自分の気持ちを伝える技術。アサーションのご紹介。

アサーション記事へのリンク メンタル知識

アサーションって耳慣れない言葉ですよね。

私もリワークに行くまでは全然知りませんでした。

今日は、自分の気持ちを伝える技術の一つ、アサーションについて説明していきたいと思います。

 

アサーションって?

アサーションとは、【自分】も【相手】も大切にする伝え方の技術です。

1950年代にアメリカで行動療法の中から開発された技術で、攻撃的にならず、力強く自己主張する方法です。

Win-Winの関係になる、お互いにプラスになる関係を作るためのコミュニケーションとも言われています。

伝え方の特徴4タイプ

伝え方の特徴は4タイプに分類されます。一つずつみていきましょう。

非主張的(ノン・アサーティブ)

  • 自分の意見、考え、気持ちを言えない・言わない・言い損なう
  • はっきりしない、あいまいな表現、相手に気付いてもらえない
  • 相手に合わせてばかりになり、自分の気持ちが解らない。
  • 気持ちを溜めこんでもんもんとする   など

攻撃的(アグレッシブ)

  • 自分を最優先
  • 相手をふみにじる
  • 相手を認めない
  • 支配して勝とうとする
  • 思い通りに操作しようとする   など

攻撃-受け身タイプ(パッシブ-アグレッシブ)

  • 表面的には受け身だが、相手の気持ちを封じ込めたり、罪悪感を抱かせたりして思い通りに操ろうとする。
  • 相手と向き合うことを避け、相手を思い通り操ろうとする。   など

自己主張(アサーティブ)

  • 自分も相手も大切にする表現
  • 正直で率直な表現をするが、相手の権利は無視しない
  • 葛藤が生じても相手との落としどころを見つける会話をする   など

 

友人・家族に当てはめると理解しやすいかもしれません。

これを知って周囲と関わりの時に意識すると、対処法が見つけやすくなります。

 

アサーティブなコミュニケーションのポイント3つ

上のタイプ紹介で出てきたアサーティブなタイプに近づくにはどうしたらいいのでしょう。

アサーティブなコミュニケーションのポイントは3つあります。

下記で紹介しますが、自分も相手も大切にしながら以下3点のポイントを押さえることでアサーティブなコミュニケーションがしやすくなります。

言語的アサーション

言語にして伝えられるものです。伝えるのが苦手な人は自分の言いたい内容を整理してみましょう。

慣れるまでは会社との面談など、ひとつ場面を想定して練習してみるのもいいと思います。

  • 伝える内容
  • 言葉えらび
  • 伝えたいポイントの整理
  • 理解してほしい事、伝えたい事  など

非言語コミュニケーション

伝えるのが苦手な人は、この非言語コミュニケーションが発達している可能性があります。

必要以上に人の非言語表現を受け取ってしんどくなる場合があります。

また、逆に非言語を気にしない人もいます。相手のタイプを見極めて使い分けできるといいですね。

【視覚的なもの】

  • 視線
  • 動作
  • 姿勢
  • 表情
  • 人と人の距離感
  • 服装
  • 手や腕の位置 など

【聴覚的なもの】

  • 声の大きさ、トーン
  • 話のスピード
  • 声の明確さ   など

お互いを尊重する姿勢

これは、自分も・人も尊重するというのがどういう事か、体感することがおススメです。

うつになる人は、ほとんどの方が人を尊重することが得意だと思うので、うつ経験者が集まる場はやりやすい練習の場であると言えます。

大切なのは、自分を尊重することを練習する事です。

友人や家族など、心を許せる人に素直に自分の希望や気持ちを伝える練習をしてみてはいかがでしょう?

  • 自分の気持ち、考えなどを素直に率直に。相手も相手の感情をもっている。
  • お互い譲り・譲られながら双方が納得できる落としどころを見つける会話を
  • 相手を理解しようとすることも大切。
  • 相手の立場や気持ちにもなって考えてみる。なぜあの人はこう言ってしまったのか?言いたくなる背景があるのかも?

まとめ

いかがでしたか?アサーション技術を使って、少しでも自分の気持ちや要望を相手に伝えられた経験を持ってもらえたら嬉しいです^^

私も、この技術をまず子どもとの会話に使ってみました。

結果は自分も相手(子ども)も解りやすいし、怒りすぎる事もなくなって快適です。

時には思ったように上手く行かずに怒ってしまう場面もありますが、何度もこういう練習をしていく中で、自分も、子どもも大切にする空気感が出来てきたように感じます。

自分の癖は家族の癖になることは実感済みなので、子ども達の友人関係にもこういった伝え方が伝染したら嬉しいなぁと思っています。

但し、アサーションはあくまでコミュニケーションツールであって、どんな場面でも上手く行く必勝法ではない点に注意が必要です。

失敗しながらでもいいので、少しずつ練習していきましょう。

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